なぜ、XR技術に①???
下水道、主に推進工事・シールド工事に22年も携わり根っからのモグラ族がなんでXR(VR・AR・MR)なんかやってるか?
全く接点ない?全然関係ない?のになんで・・・
確かにそうなんです。自分でもびっくり!
という事は、誰もが私と同じ境遇になる可能性があるという事です。
できれば、そうなってほしい、もっと広がってほしいというのが率直な気持ちです。
では、今回は下水道一筋で来たにも関わらず、このXR技術にのめりこんだか、そのきっかけについてお話ししようかと思います。
もともと、シールド工事や推進工事ってかなりいろいろ制御されていて機械を扱う作業員もハイテクにはかなり強いんです。しかも、扱う機械は世界最高水準(個人的には世界一だと思う、一応世界で作られている機械の仕様書、図面はそれなりに見てきたのでそこから考えても言い切れる・・・と思う。)
↓↓↓はオペレータ台車の画像。この切羽周辺(マシンの先端部分)には最低でも3人作業員がいます。この3人はこの画面の意味と操作方法ほぼ理解しています。ゼネコン職員より知っている人もいます。

その中でもこのオペレーターは、脳内3D変換を行い数字をすべて脳内でモデリングした画像で自己管理しています。
流体状況から土砂の攪拌状況、土質の構成、セグメントの組立状況まで、中には○番のビットの摩耗が激しいとか見えないところを的確に( ゚Д゚)
2Dが主流の時からずーと3Dで話をしてくるので、管理側は結構大変でした。その作業員脳内3Dはここ数年の3D化でかなりの精度であったことがわかるようになりました。
多分、シールドのオペレーターだけでなく私の知るブル乗りやBHのオペさんも杭に高ささえ出しておけば一人で勝手にすべてレベルに整地できるような人がゴロゴロ、、、いました!
『いました!』なんです。まだ残っていますけど・・・
でもこれって大変なことだと思いませんか?
その現実に直面しだしてから”後継者問題”が頻発するようになってきました。
いまでは、”人手不足”と名前を変えて広く知られるようになってきました。
この問題、20年前から変わらないんです。(私が知るのが20数年なので)
多分気付いていたのかもしれません。しかし、それを見てみないふりをした(あくまで個人的な見解ですが)のだと思います。
だって、今が良ければいいから・・・
という私もその一人、何とかなるだろうと思っていました。
しかし、月日が経つにつれ危機感が・・・というよりも失われる技術が勿体ない!!せっかく培ってきた技術・経験・感覚が!!!
経験をデータとして蓄積している部分も確かにあります。
でも、一番大切な感覚的なことは残すことができない、ただただ失われていくのを指をくわえて見ているしかないのか?
自分が放置した問題でもあるので何とかしなければ・・・・
でも、時すでに遅し・・的な感じで伝える人すらいない状況に近づいている。
だからといって諦めるわけにはいかない、何をすべきか!
やはり、まずは担い手の数を増やすために建設業の魅力を!簡単に習得できるようにシステム化を!IT化を!IoTを!・・・・・・というのが6年前、2014年の夏くらいでした。
そこから、新しい管理方法(リモート管理や遠隔支援)、新しい測量方法(SLAM使えないかな?とか点群をサクッと取れればなとか)をいろいろ試行錯誤?し始めました。
でも、それらをやっている間も技術の喪失は無くならない、、、
もやもやとしながらいろいろな開発案件や工事をしているうちに3年もの時間がたっていました。
工事の管理も併せてやっていたのでどうしても開発がおろそかになってしまう、まずこの状況を何とかしないといけないと思い、前の会社の会長に「ちょっと開発に力を入れたいので開発部作らせてください」と直談判し現社長とともに開発部を立ち上げることとなりました。
その時には、自分の中では失うものを食い止めるのは自分の役目ではなく他にもっと影響力のある人やすごい人たちに任せて、伝える人がいても伝える術が無い状況だけは避けないといけない、そちらに力を注ごう!と考えるようになりました。
でも、何をしていいやら・・・当時、仕事の8割がネットサーフィンでしたのでいろいろとネットを見ていると、ある電力会社の取組で『MR(Mixed Reality)』というものを知りました。それが2018年の夏?くらいだったかな・・・衝撃を受けました、一応、VRやARというものの認識はしていましたがMRは全く知りませんでした。
HoloLensとの出会いでもあり、この技術を使えば数ある問題を大幅に解決できる。さらにはもっと凄いことができる、映画などで「こんなんあればいいだろうなあ」と思ってた世界がもう目の前にある。これは一刻も早く取り入れたいと思い会社に掛け合い導入する方針ができました。
ここから、MR・・・XRと建設業をどのようにつなげるか、何をする必要があるのか、そもそもどこに連絡して話をすればいいのか・・・と大変だけど非常に楽しい日々をスタートさせることとなりました。
とここまで何も考えず思いだけを書きすぎて、まとまりのない(いつもだけど)文章になってきたので今回はここまでとし次回、もう少し具体的な内容と導入に際しての問題を話そうと思います。
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